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2007年12月の記事

2007年12月30日 (日)

大雨の後に

昨日は暖気を伴った低気圧のせいで、大雨となりました。そのため、雪はほぼ全て解けてなくなってしまいました。

この時期の雨はなんだか嫌なものですが、でもこのおかげで、地面のしばれもすっかり解けたので、

春になるまでできないかなと思ってた、工房周りの地面均しをしました。

Ca390007 一日いっぱいスコップと一輪車のみで作業して、これは夕方前の写真。

作業前の写真が無いため、どう作業を進めたのかわかりにくいですが、道路側の方が山側なので、雨水などが全て工房側に流れ込むので、その水がはけやすいように、また軒下にも水がたまらないように、掘っては土を捨て、均して、です。

まだ均し終われてはいないので、明日の冷え込みがきつくなければ、続きです。うぁ~、疲れた(^^;)

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2007年12月28日 (金)

ヤギ相撲 観客は牛

ヤギ達もだいぶ大きくなりました。強くなった力を比べているようです。

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2007年12月27日 (木)

アイヌ語の地名

工房の名前を考えていることの記事に、ヨーコさんよりアイヌ語がいいんでないかい?といただき、

アイヌ語についてネットで少し調べてみると、北海道の地名についての説明がたくさん見られました。

その中で、少しこの牧場の地元の地名について書きます。

ここせたな町(旧瀬棚町)の「瀬棚」の由来は、「セタルペシュペナイ」といって、これは「犬が泳ぎわたる川」という意味で、うちの牧場がある西大里と、その反対側にある東大里との間から街へと流れている「馬場川」という川に、昔、よく山犬が多く生息していたことから、そう言われ、それが「セタルナイ」→「セタナイ」→「瀬棚」と略されていったようです。

ちなみに、町内のチーズ職人の近藤さんのチーズのひとつに「セタルナイ」という名前のチーズがあります。

ここより北に見える標高約1500mの山「狩場山」の由来は、「カリンパ・ウシ・ヌプリ」といって、これは「桜が群生する山」という意味だそうです。

「カリンパ・ウシ・ヌプリ」、、、これはオリジナルチーズの名前に使えそうだなぁ、よし、とっといておこう。

うちの牧場がある山は「ガンビ岱」といいますが、この「ガンビ」は「白樺」という意味ですが、アイヌ語ではなく方言のようなものらしいですね。

。。。。。

という風に、アイヌ語由来の地名は調べやすいのですが、辞書のようなページは少ないようで、欲しい情報を見つけるには、もう少し調べこんでみてみます。

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2007年12月24日 (月)

無事産まれました!

Cimg2720 午後11時、おおきなメスのこっこが産まれました!

嬉しい嬉しい後継牛です。

いい牛に大切に育て上げていきたいですね。

母牛のキャスパーも出産後思ったよりもスッと軽く立ち上がったのでひとまず安心。

Cimg2721_2 立ち上がったところに父がこっこ牛に飲ますための初乳を搾っています。

初乳は人間の飲用にはできないんです。普通の生乳よりもずっと濃くて、さらに子牛が生きるための抵抗力などをつけるために必要な栄養分が詰まっている、特別な牛乳なんです。

できるだけ産まれてから早く子牛に飲ませることが大切なんです。

Cimg2722 初乳はこんな黄色い色をしています。

(黒いツブはワラくずなどのゴミです)

こっこもすんなり初乳を飲んで、ほっと安心です。

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2007年12月23日 (日)

分娩間近&昨日は誕生日でした

Cimg2713 この写真は30分ほど前の写真です。

平成12年産まれの「キャスパー」です。

もう今晩、分娩すると思われるので、今は待機中、、、

この牛は、うちでは一番の牛です。

年を重ねても、乳房炎にもならず、足腰の故障も無く、乳量もトップクラス。

(いい牛だけを紹介するのもなんなので、近々ダメダメな牛も紹介します(苦笑)

ただ、今回の分娩、2週間くらい前と早いうちから兆候が見られて、こういう時は難産か、双子の可能性があるように思えます。お腹もずいぶん前から、かなり大きかったし、、、

何事も無ければ、と思うばかりです。

。。。と、様子を見に先ほど牛舎へ出向いた時、なんと一頭牛が逃げていた!

Cimg2714 逃げ出したばかりのようで、エサを食い荒らしたりはしていなかったみたい。

牛の首を留めるスタンチョンの上の鎖が切れていたのが原因です。

でも、こうして牛舎に行かなければ、気づかずに、配合飼料を腹を壊すほど食べてしまうでしょうから、こうして気づいたのは運が良かっただけですね。

。。。。

え~、後付けですが、、、昨日12月22日で、26歳になりました。

特に普段どおりの一日、友達数人からおめでとうメールをいただきました。ありがとう!

日々を地道に積み重ねて、振り返れば基礎のしっかりした土台ができている、充実した1年だったなぁ、と思えるように。が目標ですね。

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2007年12月20日 (木)

急に吹雪いて

朝の作業を終えると、穏やかでいつもより風が冷たくないので、

こういう日は、牛舎の中にこもりっぱなしのヤギ達も外に出します。

放牧地で株化した草が、うっすら積もった雪の中からもまだ残って見えているので、

つないで草を食べながら、キリッと冷えた新鮮な空気の中で、リフレッシュできればな、と思っていたのですが、、、

午後から急に吹雪き、それも大量の雪が!作業中なので、作業を終えてから様子を見に行くと

Ca390004 体に雪が積もっても、それでも草を食べていました。

肉厚な体で、冬毛でかなりモコモコしているので、これくらいはなんともないんですね。

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2007年12月19日 (水)

工房の名前

チーズ工房を開業させるにあたって、工房の設立だけではなく、さまざまな申請が必要となります。

乳処理量や、だいたいの製造の展望が見えてきたところなので、この申請も進めなければなりません。

その提出する書類の中に書かなければいけないことが、「施設の名称」

前々から、決めなければと思っていたのですが、なかなか思いつかないもので、、、(>_<)

そのまま、ストレートな名称であれば、「村上牧場チーズ工房」となりますが、

「○○牧場チーズ工房」というような名称の工房は数件ありますし、

「村上牧場」という牧場も、検索をすれば何件も見つかります。

実は、親がアイスクリーム販売を始めた10年前に、その名称を「ラブリーカウ 村上牧場」と決めたのですが、名づけたはいいものの、なんだか気に入らないということで「村上牧場」にいつの間にか戻っていました(^^;)

名称を決めることも、進めなければなりませんね。何かピッタリくるような名称、思いつかないものかな、、、

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2007年12月18日 (火)

慌しく

ここ最近、なんだか慌しい日々で、パソコンに向かうも、ブログを書く気力まで足りず、書きたいことも延ばし延ばししていました(>_<)

えぇと、何から書いていこう、、、まずチーズ工房作りですが、この工房は7200mm×4800mmと7200mm×2400mmの二つのプレハブを隣接させて、これを基礎に改造しているのですが、

大きい方に製造室と包装室、事務室をつくり、小さい方を熟成庫に仕上げる予定ですが、この二つのプレハブのつなぎ目に、大きい方のプレハブからの雨水が流れ込むので、

200mmほど放してフラットにして設置したのです(屋根の向きまで確認しなかったケアレスミスのため)

でも、包装室から熟成庫へ行くためにつなげるにはやっぱりうまく作れない、、、ということで、出した結論が、

もう一度設置しなおす。です

先々週、また業者の方にユニックで来てもらい、熟成庫の小さいプレハブを、ずらしてどけて、そして、設置場所の基盤の土を250mm掘り下げて低くし、日を改めた12日にまた元の場所にユニックで大きいプレハブにピッタリ密接するように戻してもらいました。これで大きいプレハブからの雨水が小さいプレハブの屋根の上に落ちるようになって問題解決!でも、この掘り下げ作業がなかなか大変でした。

その翌日から3日間ほど穏やかで冷え込まない天気予報なので、間髪いれず次の作業に。

もう春にするしかないかな、と思っていた、コンクリートを床に敷くのを13日に行いました。

Ca390002 午後から地元の生コン屋に来てもらい、入り口から生コンを一輪車に流し入れ、それで奥から敷いて均します。父と母にも手伝ってもらい、夕方までかけての作業でした。

Cimg2704_2 敷き終わった後です。これはまだ第一弾で、次に断熱材を敷いて、その上を舗装して床が完成になります。

基盤がしっかり密接すればこの後の作業、寒くても暖房を炊けば真冬でも進められるので、やりやすくなりました。

。。。。。

さらにこの週は、うちで育てていたジャージ牛の2歳半の♂の「ジャー太郎」を精肉用に出荷し、お肉になって帰ってきました。

これが、部位ごとのブロック状なので、一つ一つ切り分けて真空パックしたりしました。これは主に母がしつつ、僕も手伝いながらです。

そして、昨日は祖父 菊地健の1周忌でした。

祖父は、この牧場の1代目、最初は豚を飼っていました。祖父のしてきた牧場の歴史を書きたいと思いますが、長くなったので、またそのうちでも。

最後に子猫の動画を~、「飯くれ飯くれ~」と人を見るたび鳴きまくる子達です(^^;)

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2007年12月12日 (水)

反芻中のスーばあちゃん

Cimg2536 Cimg2537

年をとって、顔も老けていますね。毛もパサパサしてきています。足もちょっと弱ってきているんですが、それでもがんばって乳を出しています!

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2007年12月 8日 (土)

牛舎掃除は

今日は久々に穏やかな天気。風も無く過ごしやすいので、親牛たちも外へ出しました。 Cimg2683_2

午前10時、これは牛を外へ放すところ。

古い牛舎なので、「どうだっ」という気持ちで見せられるものではありませんが(>_<)築25年の親の手作り牛舎です。

繋ぎ飼いで、夏場の放牧と違い、冬の間は外に出さずにいると、糞尿の排泄で、体の小さい牛は、うまく側溝に糞尿が入らず寝床に落ち、そこに牛が寝てしまうと、体が汚れてしまいます。

右の一番手前の牛はかなり汚れていますね・・・(>_<;)

それと、漏乳といって、搾乳前に牛乳で乳房が張ることで、牛の中には、搾る前から乳が乳房から漏れてしまうのが我が家に3頭ほどいます。

糞尿や漏乳などによって乳房付近を汚し、そこにいる雑菌が乳房に入ってしまうと、「乳房炎」という感染病になることがあります。

乳房炎を防ぐためと、体を汚さないため、床は清潔にしておきたいのですが、つなぎっぱなしだと、そこにいる牛がなかなかどかなくて、うまく掃除できないので、外に出した時には、念入りに掃除をします。

Cimg2684 外に出た牛は、歩いて体を動かしたり、このようにロールの草を囲んで食べて過ごします。

Cimg2687 近くにつないでいたヤギの「あずき」に興味津々な牛。あずきはおかまいなし、去勢、除角していないだけあってか、気に食わないと大きな牛にも角で威嚇します。

Cimg2688 そうしている間に、ほうきやスコップで寝床の掃除をして、湿っている所にゼオライトという白い鉱物を撒いて、乾燥させ清潔にします。

奥にいる牛は、今日発情が来たので、獣医に種付けしてもらうために待機です。

他の皆を外に出す時には、取り残されるのがイヤで、「私も出た~い!」って大声で鳴きます。

そして昼過ぎに牛たちを牛舎に戻しました。

Cimg2689 これは午後6時、搾乳開始前です。側溝にあるバンクリーナーという機械で、糞を外に出した後、側溝にワラを敷き、通路を掃除すると、こんな風になります。

日を改め今度は、牛たちの体をキレイにしないといけませんね。

。。。。。

昨日の動画。ジャージーのこっこと、その隣の部屋にはヤギたちが暮らしています。

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2007年12月 6日 (木)

こっこたち

さて、12月になって、このブログも毎日更新から通常に戻りました(^_^;)

花子のこっこは元気で、人が近づくと、「ミルクくれ~、なでてくれ~」のようになつっこく寄ってきます。

これは産まれた翌日の写真

Cimg2642_2 Cimg2643

Cimg2644羊水が乾いて明るい茶色の毛になりました。牛も赤ちゃんの産毛だから、撫で心地がいいんですよ(^^)

それと、先月の頭にちょっと文章で紹介した、牛舎に迷い込んできた子猫ですが、あの後、たぶん兄弟の子猫もやってきて、どちらも衰弱気味だったので、ゲージの中で、エサを与え育てていました。

最初は人間をだいぶ警戒していたのですが、少しずつ慣れてきたので、先日ゲージからだし、牛舎の二階で過ごしています。

できたらこのまま住み着いて、ネズミ捕りやネズミの番をしてくれたら、と思っています。

まだ小さいので、そううまくいくかはわかりませんが、、、

Cimg2647_2 Cimg2648

寒さをしのぐのに、電気温水ボイラーの上によくいます。

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2007年12月 2日 (日)

花子の出産

昨日分娩したアップルと同じ11月25日分娩予定の、ジャージー牛の「花子」

1産目は♂の「ジャー太郎」、2産目は♀の「あられ」を出産しました。

(あられを出産したときの記事はこちら)

今朝から産気づいてきて、少し落ち着かない様子。昨日の事故のこともあり、少し人間も神経質になりますが、それでも、花子はちょっとソワソワしているだけで、苦しい様子は無いので、大丈夫そう。

朝の作業を終えても、羊膜も見えず、破水も無いので、朝ごはんに帰宅。食後、確認に行った父から「もう産まれている」って。

スルっと安産でした!

カメラを持って見に行くと、めちゃめちゃめんこい、茶×白の♀!

Cimg2609 花子はジャージーの中でも小さい方ですが、こっこ同じく小さい!

花子がひっきりなしに舐めて羊水を取ります、、、と思えば、腹が減ったのか寝ワラをバクバク食べたり。それでもこっこは元気で良かった良かった。

Cimg2613 産まれたての顔です。いやぁ茶白はかわいいなぁ。

舐めては寝ワラを食べる花子と、こっこの動画も撮りましたので、見てみてください!

少ししてからこっこを花子から引き離し、個室に入れて、初乳を与え、一安心。

夜には高い声で親を求めるように鳴くと、花子も鳴き返します。ちょっと辛い声にも聞こえますが、これも母子ともに万が一のアクシデントを避け、確実に健康に育てるためです。

おまえたち、わかってくれぃ~。

そして、おねえちゃんになった「あられ」

Cimg2611 小さい頃はよくこのブログで写真を載せてましたが、大きくなるにつれ、めっきり話題にも上がらず(^^;)

でも、元気に(ちょっと元気すぎて生意気にも)育ち、明日で満1歳を迎えます!

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2007年12月 1日 (土)

アップル子宮捻転

分娩予定が11月25日の2産目を迎える「アップル」。お腹の子はF1です。

予定を過ぎても産む気配が無く、いつ産むのかな、と気にかけだしていたら、今日の午前中、「今日中に産むかな?」と思えるような感じになりました。

(アップルの去年のお産の記事はこちら)

気にしながら日中の作業(電牧回収)をしつつ、待ちます。

夕方の作業に取り掛かる17時、父が「子宮捻転だ」と。僕も確認してみたら、産道の先がねじれて、赤ちゃんが出てこれない様子。

これは、自分たちの手ではどう対処もできないので、獣医を急患で呼ぶことに。

しばらくして、獣医の方に診てもらうと、やはり子宮捻転。しかも重度のほうになるらしい・・・

大変な事態です。重度の捻転となると、母牛を強制的に寝転がせ、体を転がし、ねじれをもとに戻すという対処になる、と聞いていました。

母牛は、強制的に転がすことに抵抗するので、大掛かりな作業になります。

、、、と、思ってロープやもくしなど、準備をしていたら、獣医の方が、産道に手を入れつつ、子宮捻転を治すための棒(金属の棒の先にU字状の叉がついている)を入れて使っています。

「これでうまくいけば捻転が治りますよ」ということで、おぉぉ~と感心しつつ、その作業をじっと見守りました。

僕は立っているアップルが寝ないように体に付いて尻尾を押さえ、父が棒を持ち、獣医の方が産道で状態を見ています。獣医の方の合図で、父が棒をねじれが治る方向へ回します。

産道の中で何が起こっているかは見えませんが、その指示から調整をする獣医の方の技術に、ただただ感心するばかりでした。

処置を始めて、20~30分ほどで、なんと捻転が治りました!一気に羊水が流れ出し、アップルが立った状態のまま、お腹の子牛の前足にロープをつなぎ、皆で引っ張り、お産を介助し、産まれました!

、、、しかし、子牛の様子が悪い。羊水を飲んで詰まっているのか、一回「ゲホッ」っとしたが、そのまま脱力。

子牛のお腹を柵にかけ、頭を逆さにして詰まっているものを出そうとさせたが、少しは動いていた耳や鼻や足は次第に動かなくなり、、、助かりませんでした。

それでも、獣医の方の適切な捻転の処置のおかげで、アップルの母体の負荷も少なく、問題なく健康です。

我が家での子宮捻転は数年ぶりとのこと。牛を飼えば多かれ少なかれ、このような不幸な事故が起こりうることですが、今回のことを反省し、事故の人為的な要因をなくせられるよう、今後に反映させたいと思います。

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