分娩予定が11月25日の2産目を迎える「アップル」。お腹の子はF1です。
予定を過ぎても産む気配が無く、いつ産むのかな、と気にかけだしていたら、今日の午前中、「今日中に産むかな?」と思えるような感じになりました。
(アップルの去年のお産の記事はこちら)
気にしながら日中の作業(電牧回収)をしつつ、待ちます。
夕方の作業に取り掛かる17時、父が「子宮捻転だ」と。僕も確認してみたら、産道の先がねじれて、赤ちゃんが出てこれない様子。
これは、自分たちの手ではどう対処もできないので、獣医を急患で呼ぶことに。
しばらくして、獣医の方に診てもらうと、やはり子宮捻転。しかも重度のほうになるらしい・・・
大変な事態です。重度の捻転となると、母牛を強制的に寝転がせ、体を転がし、ねじれをもとに戻すという対処になる、と聞いていました。
母牛は、強制的に転がすことに抵抗するので、大掛かりな作業になります。
、、、と、思ってロープやもくしなど、準備をしていたら、獣医の方が、産道に手を入れつつ、子宮捻転を治すための棒(金属の棒の先にU字状の叉がついている)を入れて使っています。
「これでうまくいけば捻転が治りますよ」ということで、おぉぉ~と感心しつつ、その作業をじっと見守りました。
僕は立っているアップルが寝ないように体に付いて尻尾を押さえ、父が棒を持ち、獣医の方が産道で状態を見ています。獣医の方の合図で、父が棒をねじれが治る方向へ回します。
産道の中で何が起こっているかは見えませんが、その指示から調整をする獣医の方の技術に、ただただ感心するばかりでした。
処置を始めて、20~30分ほどで、なんと捻転が治りました!一気に羊水が流れ出し、アップルが立った状態のまま、お腹の子牛の前足にロープをつなぎ、皆で引っ張り、お産を介助し、産まれました!
、、、しかし、子牛の様子が悪い。羊水を飲んで詰まっているのか、一回「ゲホッ」っとしたが、そのまま脱力。
子牛のお腹を柵にかけ、頭を逆さにして詰まっているものを出そうとさせたが、少しは動いていた耳や鼻や足は次第に動かなくなり、、、助かりませんでした。
それでも、獣医の方の適切な捻転の処置のおかげで、アップルの母体の負荷も少なく、問題なく健康です。
我が家での子宮捻転は数年ぶりとのこと。牛を飼えば多かれ少なかれ、このような不幸な事故が起こりうることですが、今回のことを反省し、事故の人為的な要因をなくせられるよう、今後に反映させたいと思います。
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